amazuのお元気ブログ

地元でちっちゃく起業するのが夢のアラサー女ブログ

三宅哲之著『自宅ではじめるひとりビジネス』ナツメ社 を読みました

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

こちらは最近、心情的にお遊びどころではなく、会社と家の往復がほとんどですが、勉強したい・やってみたいジャンルがどんどん増えていっております。できる限りひとりで賄うスタイルの起業のこと、Webマーケティング、複数の収入源をもつこと、資格試験、イラスト・デザイン、地方行政、地方で人を巻き込んで楽しく生きていく方法、原付で行く日帰りひとり旅、……。ネットやインスタで簡単に検索して夢を膨らませたり、読んでみたい本をピックアップし、少しずつ知識を増やしていっています。圧倒的に時間(とお金)が足りません。ヤマハのビーノが気になります!

そして、わたしには「迅速に行動に移す力」も全然足りていません。

それを気づかせてくれたのが、今回のブログタイトルに掲げた書籍です。

 

三宅哲之著『自宅ではじめるひとりビジネス』ナツメ社

 

起業への心のハードルが低くなる1冊

電車に揺られ、会社へ出かける生活が嫌な人、現状の会社勤めを継続することに漠然とした不安を抱いている人向けに、新しい「シゴト」をつくって収入を得ていくのはどうでしょうか、という提案を行い、そして具体的にどのような行動を移すべきなのかを、精神面に特化して紹介している内容です。

著者さんのSNSをチラリと拝見したことがありますが、かなりアクティブに活動をされ、発信もまめな方、といった印象でした。このくらい目にみえるように動かないと今後やっていけないのかも…といったポジティブな危機感(?)も感じられ、いい刺激を受けました。

 

特別な人間だけが起業して成功しているわけではない。普通の人でもマインドや段取りさえ変え・整えていき、しっかりと「行動」に移していけば大丈夫!という内容。わたしは近い未来の自分を妄想しながら、終始ワクワクしながら読み進めていました。

起業につきまとう最大の不安要素といえば、やはり金銭面ではないかと思いますが、そこに関してはさらりと、「元手ゼロでスタート」「はじめは本業と並行して、期限を切って1本化」とされ、あとは「とにかく今持っている知識を情報発信」「家計の現状を把握し、今からミニマムに生活してみる」といった、自分の構想をより具体化し、起業後の生活を想像しやすくする、精神面に特化したタスク紹介にページを割かれています。

※このブログも、この本を読んでから「じゃあ情報発信から始めてみようかな!」と思って始めています。正直自分の作ったもの(文章でも絵でも)を世界中に「晒す」ことにとてもビビっているので、これをきっかけにどんどんやっていきます。自分を変えるんだ…

 

とにかく行動。そこから生まれていくこともある

よって、具体的なターゲット読者層は、「起業したいけど、何をするかも決めていないんだよな~。こんなやつでも起業していいのかな~?」と考えている人だと思います。

わたしのように、「何を基盤に起業するか、起業によってなにを目指しているかはざっくりと決めているけど、さて、ここからどう動こうかな?」という状態の方ももちろんいらっしゃるかと思いますが、そういった方はどんな「シゴト」を作ろうかな?と考える段階は過ぎているかと思いますので、情報の取捨選択をして活かすといいと思います。

ただ、この本をきっかけに、軸となる仕事を持ちながら、それと並行して新しいシゴトを作っていこうかな?と考えるきっかけになる場合もありそうです。

コロナ禍で、現在持っている1本の仕事のみで食べていくことに、危うさや不安を感じた方が、この本を読んだことを縁として自分が今持っている技術や特技、ずっとチャレンジしてみたかったことや好きなことを生かして複業をやってみる、といったいいきっかけを作ってくれることもあると思います。出版時期(2020/09)も相まって、非常にタイムリーな内容でした。

 


 

 

今後このブログで紹介していく書籍も、コロナ禍にぶつかっている時期に出版されているものが多く、「地方」「ひとり起業」「複業」「世界中どこにいてもできる仕事」に注目している方が増えてきているのかな、と漠然と感じています。首都圏に人口や企業の本社が集中している今、地方に目をつけてくれるのは非常にありがたく、歓迎したいです。

(まあでも正直、地方で暮らすハードルはかなり高いと思いますけどね。特に首都圏で生まれ育ったような方にとっては。仕事・娯楽から始まって色々なものの選択肢がとても狭まるので、窮屈に感じるかも)

 

わたしの人生、このままでいいのかな…と心が迷っているときにこの本を開くと、元気がもらえたりモチベーションが復活する言葉がちりばめられていると思います。

 

行動さえ起こせば、誰にでもチャンスは与えられるはずです。その行動が早ければ早いほど、より機会は巡ってくる。この書籍はそう思わせてくれました。